生食洗浄後の抜歯窩の細菌汚染度

原題 :Levels of Bacterial Contamination in Fresh Extraction Sites After a Saline Rinse  

筆者 :Yifat Manor, DMD1/Adi Alkasem, DMD2/Ofer Mardinger, DMD3/ Gavriel Chaushu, DMD,  MSc4/Ronit Bar-Ness

            Greenstein, PhD  

掲載紙: JOMI Volume30 Issue6  P1362-1368 

 

PURPOSE 

抜歯即時と抜歯窩治癒後における生理食塩水洗浄前後の細菌汚染度を評価すること、及びそれらとインプラントの生存率を関連付けること 

 

MATERIALS AND METHODS 

・平均年齢49歳(20〜83歳)の32名 

  group1 (抜歯即時群):17人 

  group2(治癒後群):15人 

  • それぞれの群より生理食塩水洗浄前後の細菌サンプルをペーパーポイントにて採取し、その総数とA.a 及びP.gの数を比較。 

RESULTS & DISCUSSION 

  • 抜歯即時と抜歯窩治癒後の細菌汚染レベルに有意差を認めた(Table1 Fig1) 

  • 両群共に生食洗浄前後で細菌汚染レベルに有意差を認めた(Table2 Fig2) 

  • ・両群共に下顎において有意に高い細菌汚染レベルを認めた(Table 3) 

 

  • group1において、腫脹30%,発赤30% 

排膿17%,疼痛23%や自発痛、口臭、再発する瘻孔などを認めた。 

  • 抜歯に至った理由としては、破折、歯周病、カリエスが主だったものであった。 

  • インプラントの生存率は100%(3-5年)であった。 

 

CONCLUSION 

  • 抜歯窩と治癒後では細菌汚染レベルに有意差を認めた。 

  • 下顎は細菌汚染レベルが有意に高かった。 

  • 生食洗浄で細菌レベルの有意な 低下を認め、抜歯即時の加療がインプラント治療の生存率に影響を与えることはなかった。 

 

TOPIC OF CONCERN 

・生食洗浄のみで、細菌レベルの低下を認める結果であったが、検出精度に対しては疑問がある。 

・即時埋入に関して 

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