全身疾患を有する患者と喫煙者におけるインプラント周囲炎の有病率

原題 :Prevalence of Peri-implantitis in Medically Compromised Patients and Smokers: A Systematic Review  

筆者 :Alberto Turri, DDS1/Paulo Henrique Orlato Rossetti, DDS2/Luigi Canullo, DDS, PhD3/ Maria Gabriella Grusovin, DDS4/Christer Dahlin, DDS, PhD5  

掲載紙: JOMI Volume31 Issue1,2  P11-118 

 

PURPOSE 

 全身疾患及び喫煙が、インプラント周囲炎のリスクファクターであるかどうかを評価すること 

 

MATERIALS AND METHODS 

  • 電子的方法(Pubmed)により集め  

られた1136文献から57文献を精査した。(RCTは含まれなかった) 

 →2006年から2014年に発表された  

  論文で負荷後1〜14年 

  • 被験者の大多数はスウェーデン、他はベルギー、イタリア、ノルウェー、スペイン 

  • 一部を除き大半は大学病院もしくは病院にて加療 

  • 全身疾患の定義は、アメリカ糖尿    病学会等、各専門学会の定義 

  • インプラント周囲炎の定義は、7th and the 8th European Workshops on Periodontology より、 

BOP(+) かつ・もしくは排膿 

2mm以上の病的骨吸収 

  • 2名のレビューワー間で意見が異なる場合は3人目を加え、κ係数を用いて意見の一致度を評価 

 

RESULTS & DISCUSSION 

*喫煙 

1文献にてロジスティック回帰分析16 

OR: 7.7;  [95% CI: 2.5–14, P < .001 (単変量) 

OR: 4.6 [95% CI: 1.1–19])(多変量) 

*2型糖尿病 

1文献にて有病者において有意にTNF-αCCR5,CXCR3,IL-6,IL-8の上昇を認めた。17しかし別の文献では疾患との関連は認めなかった。20 

 CONCLUSION 

 今回の調査においては、喫煙、全身疾患ともに、インプラント周囲炎との明確な関係性について述べるほどの情報量を得ることはなかった。 

TOPIC OF CONCERN 

  • インプラント周囲炎を悪化させる因子について 

  • システマチックレビューの定義・弱点等 

 

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