ショートインプラントにおける連冠と単独歯冠の3年比較

原題 :Split-Mouth Comparison of Splinted and Nonsplinted Prostheses on Short Implants: 3-Year Results     

筆者 :Nancy Clelland, DMD, MS1/Jahanzeb Chaudhry, DDS, MDS2/ Robert G. Rashid, DDS, MS3/Edwin McGlumphy, DDS, MS1 

掲載紙:JOMI Volume31 Issue5 P 1135-1141

 

PURPOSE

ショートインンプラントにおける連結・非連結の比較を同一患者にて行うこと

 

MATERIALS AND METHODS

・♂9人♀9人 4976歳 平均56

  • 両側対称な少なくとも2歯欠損
  • 同サイズのインプラント埋入が可能な712mmの高さと硬組織・軟組織増大の必要性が無い十分な骨幅
  • 4から8本のインプラント(Osseospeed DENTSPLY
  • 左右ランダムに連結・非連結を選択
  • 1.2.3年後にレントゲン的に骨レベルを調査

 

RESULTS & DISCUSSION

3人が脱落(来院せず、喫煙、スクリューの破折が2度あり、非連結の破折側を連結冠にて再製)

 

・全インプラントのデータにおいては、有意差はないもの骨の増加量が、非連結群の方に多く認められる傾向が見られた。

 

6mmのみのデータにおいては、非連結群に有意な骨量の増加を認めた。

 

  • スクリューの緩みは6mmかつ非連結の場合に多く認められた。
  • クラウン・インプラント比に関しては2:1で十分に骨吸収が抑制できるとの報告がある。15,16
  • スクリューの緩みに関しては、クラウン・インプラント比よりも上部補綴の長さと関連し、12mm以上の歯冠は6mmと比較し、約2倍のストレスとなるとの報告がある。17
  • 本実験においても、スクリューの緩みは、歯冠長の長い症例(12mm)に認められ,他報告18と同様の結果であった。

CONCLUSION

  • 6mm以外のインプラントにおいては、3年後の骨変化において、連結・非連結の有意差を認めなかった。
  • 6mmインプラントに関しては、非連結群において有意な骨増加を認めた。
  • スクリューの緩みは、非連結群においてのみ認められた。(5/15
  • 不可後のインプラントのロストも非連結1症例のみであった。
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