下顎無歯顎症例における臨床的・レントゲン的比較 バー・テレスコープ・ロケーターのRCT

原題 : Clinical and Radiographic Evaluation of Bar, Telescopic, and Locator Attachments for Implant-Stabilized Overdentures in Patients with Mandibular Atrophied Ridges: A Randomized Controlled Clinical Trial  

筆者 :Moustafa Abdou ELsyad, BDS, MSc, PhD1/Basma Adel Denewar, BDS2/ Ehab Abdelnabi Elsaih, BDS, MSc, PhD3 

掲載紙: JOMI  Volume33 Issue5, JCP Volume45 Issue3  p1103-1111 

 

PURPOSE 

下顎無無歯顎症例において、バー・テレスコープ・ロケーターのインプラント周囲組織をRCTにて比較すること 

 

MATERIALS AND METHODS 

  • 90人の患者を30人ずつの3グループ(BOD,TOD,LOD) 

  • 骨量(classes IV to VI, Cawood and      

Howell ) 

  • 骨質(classes I to III, Lekholm and ZarbZarb)  

  • φ3.7× 11mm 以上 

  • 糖尿病、骨粗鬆症、化学療法、喫煙者は除外 

・プラークインデックス、ジンジバルインデックス、ポケット深さ、インプラントの安定性、角化歯肉幅、垂直的骨吸収量、水平的骨吸収量 を比較 

RESULTS & DISCUSSION 

・3群ともインプラントの生存率に有意差はなかった。 

 

 

・プラークスコアはBOD群が有意に高  

 かった 

 

・ジンジバルスコアもBOD群が一番高     

 かった。 

 

 

  • ポケット深さは、全ての群で6ヶ月時に深くなり、12ヶ月で再び浅くなる 

  • 角化歯肉幅は時間とともに減少するが、群間に差はなかった 

  • 垂直的な骨吸収量に有意差はなく、水平的骨吸収はBOD群の6ヶ月から12ヶ月時での減少量に有意差を認めた 

CONCLUSION 

  • 3群ともにインプラントオーバーデンチャーの治療に有用である。 

  • インプラント周囲の軟組織への影響についてはTOD群が最も有利、周囲骨への影響に関しては、LOD群が最も有利であった。 

 

TOPIC OF CONCERN 

・IODの補綴装置について 

・対合歯やブラキシズムの有無等の条件  

 についての考察 

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